ScratchJrパターン#5: ボタンでそうさ


ゲームを作るとき、ボタンを押したらキャラクターが動くようにしたい時がありますよね?そういう場合に便利なパターンを覚えましょう。ボタンと動かすキャラクターの間で「てがみ」を送るのがその方法です。

まず、2つのキャラクターを作ります。ネコちゃんとボタン。ボタンはペイントツールで適当に四角を書いて作りました。

ボタンのほうのスクリプトはこのように(↓)します。「おされたら」、「てがみをおくる」ブロックだけです。

ネコちゃんのほうのスクリプトはこのように(↓)します。こちらは「てがみがきたら」「ジャンプする」ブロックだけです。

これだけで完成です!ボタンを押すと、ネコちゃんにてがみが送られて、受け取ったネコちゃんはジャンプするというプログラムになります。このようにキャラクター間でメッセージをやりとりして相互動作させることをプログラミングでは「メッセージング」と呼んでいます。

「てがみ」ブロックには全部で6種類の色があるので、ボタンを6つ用意して、それぞれ別々の動きを割り当てることもできますね。ゲーム機の十字キー(上下左右)とABボタンを再現できれば、いろいろなゲームが作れるような気がしませんか?